
こんにちは、食いしん坊スタッフの山田です。
今年ももう残り1か月です。
毎年言っているけど、やっぱり今年も「あっという間だったね~!」と言わずにはいられないほどのスピードでした(*_*;
さて、年末年始といえば親族と会う予定の方も多いのではないでしょうか。
区切りという事もあり、改まった話をする良い機会ですが、今年は相続について話してみるのはいかがですか?
〇生前に相続について話す必要性
〇話し合いメンバー
〇話し合いの場所
〇話の切り出し方
〇話し合いの内容
〇決まった内容について
〇さいごに

〇生前に相続について話す必要性
亡くなる前に相続の話なんて…と思われるかもしれませんが、実は相続について話し合うベストなタイミングは親が健康で元気なうちです。
例えば、高齢による体調不良や認知症が進行すると、判断力が衰え、相続の話をすることは難しくなってきます。
今のうちに話し合うことで、親の意向や希望を直接確認できるため、事前に相続対策を講じられます。
また、家族仲がいいから事前に決めなくても大丈夫、と思っていても
・家族が知らない財産があった
・家族が知らない血縁者がいた
・不公平な遺言書が見つかった
・不動産以外の財産がなかった
等の不測の事態が発生する可能性があります。
相続に関する不安や負担を減らすためにも、早めに話し合いの場を持つことが大切です。
〇話し合いメンバー
まず、話し合いの場には、実際に相続する人のみ参加することが望ましいです。
相続人の配偶者や子どもが口を挟むことで、トラブルに発展する可能性があるからです。
尚、親が離婚している場合、もとの配偶者との間の子も相続人です。
更に相続人である子が亡くなっている場合、代襲相続としてさらにその子(孫)が相続人となります。
そして、いざ話し合いが始まってみると
・お互いが感情的になってしまう
・知識が不十分で話が前に進まない
という状況になる事もあります。
その場合は第三者の専門家に相談したり、同席を検討してみるのも良いと思います。
〇話し合いの場所
相続人全員が平等に意見を述べられる場所を選ぶことが大切です。
具体的には、子の家だとその家の住人が一番話しやすい環境となってしまうので、親の家が一番平等と言えます。
さらに、確認したい事項があればすぐに資料を手に出来る環境でもあり一石二鳥です。
ただし、親と同居している相続人の子がいる場合は避けた方が良いでしょう。
その場合は、レンタルルームや飲食店の個室など、第三者が介入しない中立的な場所を選ぶとスムーズに話し合いを進められます。
また、遠方の相続人がいる場合や、どうしても集まるのが難しい場合は、ビデオ通話やメッセージで話し合う方法も視野に入れた方が良いかもしれません。
〇話の切り出し方
親になんと切り出せばいいか、悩ましいところですよね。
いきなり相続や遺産の話を出すと、驚かれたり不快な思いをさせてしまう可能性があります。
はたまた財産目当てなのでは?と不信感まで抱かれてしまうかもしれません。
まずは身近な健康に関する話題や、孫のライフイベントから話を広げていくと自然に話し始められるかと思います。
ただし、相続の話を切り出しやすいタイミングや方法は家庭により様々かと思います。
大切なのは親がリラックスできるように配慮し、今後どうしていきたいか話しやすい雰囲気を整えること、そして親の意見を尊重することです。
〇話し合いの内容
・親の財産状況
現在の収支を確認することで、介護が必要になった場合にかけられる費用を算出できます。
介護費用は高額なため、必ず確認すべき事項です。
・相続財産の把握と分配方法
上記で確認した財産のうち、相続財産になりそうなものを把握します。
そして相続が発生した際にどう配分するのか、不動産は引き継ぐのか売却するのかなど具体的に話し合い決める必要があります。
・生前にした方が良い相続税対策
財産が「3000万円+法定相続人の人数×600万円」を超えると相続税が発生します。
例えば相続人が3人と仮定すると、3000万円+3×600万円=4800万円となるので、相続財産が合計で4800万円以下の場合は相続税が非課税となります。
相続税が発生する場合は生前贈与などの相続税対策を検討した方が良いでしょう。
・お墓などの祭祀財産の承継や葬儀について
葬儀などは亡くなってすぐに決めなくてはいけないことが多いです。
葬儀自体は行うのか、行う場合は家族葬か一般の人も呼ぶのか、埋葬方法はどうするのか、お墓がある場合は誰に承継するのか、これらを決めておくと安心です。
〇決まった内容について
話し合いでの話題や決まった内容について、まずはメモを取りましょう。
文書に残しておくことで、トラブルを避けることができスムーズに話し合えます。
また、相続分が確定したら遺言書の作成をしましょう。
遺言書についての詳細は下記リンクを参照ください。
〇さいごに
令和6年4月に相続登記が義務化されたこともあり、生前の話し合いがより一層大切になってきたように感じます。
年末年始でなくとも話し合えるタイミングがあれば、ご家族のためにも話し合いを試みてみてはいかがでしょうか。

では皆様、よいお年をお迎えください(^▽^)/
相続について心配事やご相談等がありましたら、 お気軽に当事務所へお問い合わせください。
2025年12月1日